何も見てない私の瞳から・・・
眞一郎は乃絵の呟きを聞いて、現在の自分の状況を自覚した。
そして迎えた麦端祭り当日。
比呂美は乃絵を牽制する。
しかし、花形として踊る眞一郎の瞳に映ったのは乃絵だった。
絵本が完成したからと、眞一郎は乃絵に見せに行くが、乃絵は木から飛び降りてしまった。・比呂美
なんで黒く見えるのかなーと思ってたんですが、外堀も埋めようとするからでしょうか。
もはや眞一郎の両親公認の嫁のようです。
乃絵に私たちのことは放っといて、と道の真ん中で言いました。
誰かのためにみっともなくなれることは悪い事ではないと思います。
乃絵に言った言葉は心の底から出てきたわけですし。
だから乃絵は比呂美の涙をキレイだと言ったのかな。
で、なんで比呂美が悩んじゃうかといえば、眞一郎のせいですねw
ちゃんと好きだ、と言われてないので眞一郎の気持ちに自信がもてないから。
まあ、実際 微妙だったわけですが・・・。
「置いてかないで」と一人呟くのは痛々しかったです。
今の眞一郎を追いかけられず、思い出にすがるしかできないのね。
・兄ちゃん
あらまー、本気で好きだったんですか。
眞一郎との取り引きは乃絵のためというかは自分のためだったのかもしれないです。
私は妹なので、現実にお兄ちゃんからそんなこと言われたらドン引きですけど。
不思議と嫌悪感とかはなかったです。
(むしろ「昔キス魔だった」にびっくりでした。モニターに向かって盛大につっこみましたよ・・・)
もう辛いんだ、という時の表情が本当にうまいなーと思いました。
自嘲気味に笑うことにも失敗してる、みたいな。
流した涙は心からの涙でしょう。
でもあそこで泣くのはずるいです。ますます乃絵が追い詰められる。
・乃絵
地べたは飛ばないことを選んでいたそうです。そしてそれは、飛ぶのと同じこと。
地べたの凄さに気付かなかったこと、ちゃんと向き合っていなかったこと、これは眞一郎が自覚したことですが、乃絵も同じじゃないかと。
乃絵は天空に憧れつつも地上で暮らしています。
飛ぶことはできず、かといって地上で暮らすのも厭う(?)
どうして自分は飛ばずに眞一郎に託すのかなー、と疑問に思ったりもしました。
比呂美、眞一郎、兄ちゃんの気持ちに気づかなかった、と落ち込みます。
眞一郎が踊るのを、どんな気持ちで見ていたんでしょうか。
眞一郎は飛んだ、と思ったのかな?
乃絵が木から飛び降りたのは、自らも飛ぼうとする努力をした、と見ても良いのでしょうか・・・。
とりあえず雪が積もってるので無事だと思います。
・眞一郎
乃絵によって、自分が何も選んでないことに気づきました。
踊りを嫌がってたのは父親と比べられたくなかったからなんですね。
とすると比呂美が前回父親の話に触れたのは地雷だったんでしょうか。
花形の衣装は格好良かったです。
踊っている最中、眞一郎は絵本、そして乃絵のことを考えていました。
絵本は続きができたってことでいいですよね、雷轟丸は無事に飛び立ちました。
迷いや悩みから解放され飛び立つ姿は眞一郎にかぶります。
今度こそちゃんとしてね。
絵本のこと、今回の冒頭の自覚、と眞一郎に未来をくれるのは乃絵な気がするので、眞一郎の気持ちが乃絵に向くのも当然かもしれません。
ただ、比呂美と向き合うことも忘れずに。
次回はいよいよ最終回。
どんなラストを見せてくれるのでしょうか。
求む、ハッピーエンドw とにかく後味よく終わってほしいです。

愛ちゃんと比呂美の会話、怖かったなぁw
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