ラブ・レター
そうだ、手紙を書こう。 私の心を綴った、心をこめた文章を書きとめよう。
思いのすべてを、一枚の便箋にのせて。
今回は、ミナモの特別さを示す回だったかな?
読書感想文のため、図書館で電子化されてない本を借りることになりました。 この時代、書籍はほとんど電子化されてしまってるらしいです。 電脳化してないミナモは紙媒体の本しか読めないので、ちょっと不便そう。
紙媒体の本が少ないって、なんとも寂しい時代な気がします。 装丁や紙の質感、厚み etc・・・、と紙媒体であることの価値は大きいと思います。 特に文学作品の場合。 昔 蒲生邸事件を読んだとき、最後の方で「ああ、もうすぐ終わってしまう」と主人公とシンクロできた場面がありましたが、それは紙媒体ならではのものでした。
ミナモが言ってた、本ってあたたかい、というのは すごく分かります。 食べ物のシミとかはノーサンキューですがw あたたかさと便利さって、必ずしも相反するものではないと思うんですけどね。 (電子辞書は良いです。大活躍です。すっごく ありがたいです。
さて、おばあちゃんに すすめられた「ラブ・レター」という本は、最後に自分が大切な人に手紙を出すことで完結する本でした。 冒頭の斜体のが最後の一節。 思い返せば、その本には封筒が挟まっていました。 そして、元の持ち主の思いを感じて それを読みたくなりました。 ミナモは「感じること」にとても長けてるんですね。 行動力も半端ないです。
封筒の中身は、持ち主の手紙に対する返事で、なんと波留さんが書いたものでした。 「ラブ・レター」の内容に詳しかったのは、本についてた便箋で手紙をもらったからでしょうか。 「この仕事が終わったら会いに行きます」、文面はそれだけでしたが、二人の気持ちが通じ合っていたことが分かります。 なのに波留さんは事故で50年間 眠り続け、その間に持ち主は亡くなっていました。
「私は ほんの少し眠っていただけ、なんですがね・・・」 これほど切ないセリフは そう無い気がします。 持ち主の女性が託体ベッドの会社を興していたのは、なにか波留さんに関わる仕事を、と思ってのことだったのかな、と思ったり。 彼女の波留さんに対する想いは、本にひっそりと閉じ込められたままになりそうでしたが、ミナモによって見つけ出されました。
本来 伝わらなかったかもしれない気持ちを感じ取って、見つけられるのがミナモの特別さ なのかと思いました。 波留さんがミナモを選んだのは、そういう性質を感じ取ったからでしょうか。 波留さんもまた、感じることに長けているのかもしれません。
最後 久島が振り返ると、鳥(カモメ?)が飛び去っていきました。 彼女の想いが伝わったのを見届けて去っていったみたいで しんみりしました。
お話自体は しっとりした話で涙でましたが、前回からソウタが面白いですw 非常勤で波留さんの事務所に出入りすることになりました。
「ただいまーっ!」「おかえり」のやり取りにムッとしてたのが おかしかったです。 ソウタさん、頭の中だだ漏れじゃないですか? 波留さんとホロンに本を見せようとしたとき 見せてほしそうにしてるし、ついには横から割り込んでくるしw 兄の心 妹知らず、ですね。 「なんでいるの?」なんて言われちゃいましたよ。 次回もソウタの動向が楽しみです。
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